「この結論に驚くかもしれない——、ユーザーが0.5秒の遅れに気付くかって? しかし、Amazon.comでもわれわれは同様の経験をしている。100ミリ秒単位でページ表示を遅らせるA/Bテスト(条件を変えて2つのサービスを同時に公開するテスト)で、非常に小さな遅延ですら、収入に大きく響いてくるということを発見した。速いというのは本当に大切なことだ。マリッサが言うように“ユーザーはスピードに敏感に反応する”のだ」(リンデン氏)
トップや上司が、今の立場を笠に着たり過去の経験に物を言わせたりして、まるで工場でモノを検査するように現場の仕事を「ヨシッ」「ダメッ」とやっていると、絶対者に採点される訳ですから答え合わせをするような腰の引けた仕事ぶりになっていきます。絶対者の意向やイメージや好みを汲み、探り、その通りにやることは思考停止そのもの
広島刑務所尾道支所は、このところ、高齢受刑者には人気抜群なのだ。とにかく刑務官が優しい。冬には「湯タンポ」を用意してくれる。食事も高齢者用に軟らかいものを出してくれる。おかゆは定番だ。時々、肩をもんでくれる。認知症になってしまった受刑者に対しては鈴木宗男が告白したように、受刑者が刑務作業のひとつとして介助や介護をしている。親孝行なる子供が絶滅危惧種になった現代では貴重な存在だ。また、「カラオケ大会」も開いてくれる。受刑者の間では故郷を思い出して、「北国の春」を唄う者が多いという。
受刑者の多くは、刑期が満了に近付くに連れて「うつ病」にかかる。出所した後の行くアテがないからだ。親はとっくの昔にあの世に旅立っており、兄弟や親せきは「前科者」との絶縁を宣言しており、近づけない。友人も知り合いもいない。知り合いと言えば、刑務官であり、親しくなっている受刑者だけが親兄弟以上に扱ってくれる。「三食昼寝付き」に近い生活、暖かい部屋に寝具、そして風呂にも入れて、体操もでき、高齢者向けの軽作業に従事すれば、労賃さえもらえる。「シャバ」よりは「天国」と思えて当然なのだろう。寒空の下、死と向き合いながら寝床を求めてさまようホームレスと比べれば、まさに天と地の違いである。
ちなみに、出所者の80%が「ただ今」と言って舞い戻ってくる。刑務所が「2度と来るんじゃないよ」と諭しても、「絶対に帰ってきてやる」と捨てセリフを残してどこかへ旅立ったハズなのに、ほどなくして帰って来るのだ。帰ってくるからには当然、帰れるだけの罪を犯しているわけだが、その罪名には、タクシーの無賃乗車が多いと聞く。出所して山陽本線に乗って「下関」まで行き、関門海峡を渡り、小倉駅で下車する。そこでタクシーを捕まえて、「山口まで行ってくれ」と言う。山口に着くと、無銭乗車を告げて交番に突き出してもらう。運転手はカンカンだが、気にせずに「おまわりさん捕まえて下さい」と言って手錠をハメられて、ニッコリする。尾道刑務所に移送されて、「ただいま」と舞い戻ってくるのだ。
Jeff Bezos と Amazon が、 Google とも Apple ともまったく違うレイヤーで、まったく違う原理で動いていることがよくわかります。
たとえば、こんなところ。
-
Google をはじめとする多くのネットのテクノロジー企業は、技術力で支配的なマーケットシェアを取り、マーケットシェアに物を言わせて高い利益率を取ることに専念している
-
Amazonは、技術力でオペレーションのコストを下げることで利幅を下げ、同じ商品(=コンテンツ)を安く早く顧客に届けることに専念していて、その結果必然的にマーケットシェアを増やしている
利益率向上を志向するのと削減を志向するのは正反対ですし、独占的地位を手段として目指すか必然的な結果そうなるのかというのも順序が逆。
Amazon の Kindle Fire と Apple の iPad の比較でも似たような点があって、
-
iPad は、独自の魅力的なOSやその他のソフトウェアの力で、ハードウェアの利益率を高くすることで儲ける
-
Kindle Fire は、魅力的なコンテンツを多くの人に薄利でばらまくために、クラウド上のコンテンツを手軽に消費できるハードウェアを安価で提供する
と、動機付けと利益の出る場所がまったく違っています。
人間が変わる方法は3つしかない。1番目は、時間配分を変える。2番目は、住む場所を変える。3番目は、付き合う人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。
さて、すべてがクラウド上にある今、私の個人情報を手渡すかどうかに関する決定権は、ほぼ私の手にはない。そして、Twitterがそうしたように、私のデータを保管している会社が私に代って開示に抵抗しない限り、開示要求があったことさえ、手遅れになるまで私に知らされない可能性もある。これは、フリーな社会のあるべき姿ではない。
クラブ初のW杯代表となった矢野は、「新潟の選手としてW杯に行くという夢がかなってうれしい」と喜びを表した。
それに、以前私のブログでも述べた通り、幸福度と国際競争力やGDPとは必ずしもリンクしないように見える。中には、内田樹氏のように、金銭が社会の唯一の価値軸となっている日本の現状こそ問題と主張する人もいる。ここでは、『どちらが正しいか』という論争をする気はない。ただ、『経済成長=幸福』という仮説がそれほど自明でも一般的でもないことは指摘しておきたい。